2023年6月30日、スラックレールが5周年を迎えました!
2018年6月30日、赤羽の創業半年のおもちゃメーカーの第一弾商品「SLACKRAIL®︎」が産声を上げて5年。商品は累計出荷13万本(23年5月時点)を達成しました。
この一年で様々なスポーツのアスリート、日本代表、強豪校などで使われ、海外遠征先から選手達が楽しそうに使ってくれている投稿をしてくださっている。
学校や、地域スポーツ推進など公共性の高いところへの導入、大学との連携なども増えており、他にもリハビリ、緩和ケア、高齢者、障がい者などの現場での導入も増えている。
発売した当時は「いつまで続けられるのだろうか?」という想いと同時に、開発者として心臓バクバクだが、長く愛される商品になるにはどうすれば良いのかばかりを考え、安易な売り方には目もくれず、売れ行きは伸び悩みながら社員達や周りには心配をかけていた。
スラックレールで意外と知られていないことなので改めて言うとスラックレールは、企画、開発、商品デザイン、ロゴデザイン、カタログデザインなど全て自社社内で行なっている。そして商標、特許にも力を注いでいる。
製造も資材は中国だが、その資材は長野の工場「おぶせラボ」で印刷・梱包・出荷を行い、Ubisla®︎は旭川のカムイ大雪バリアフリー研究所の「旭川ラボ」で行う。
パッケージは一見、海外ブランドを彷彿させるデザインだが、これには意味がある。
我々の生み出す商品は、全て老若男女、障がい、国籍を問わず、楽しめ皆が仲良くなれるコミュニケーショングッズである。
名もなき小さなメーカーだが、最初から世界標準パッケージを念頭にデザインしております。しかし、商品自体がシンプルでパッケージもシンプルで世の中に無かったものを売るのは容易ではない。
子ども達の体幹が実体験で機能した時に「覚醒!」と叫ばせているが、他の素材で是非やってみて欲しい。面白いぐらいならない。
そこを探し当てる観察力と経験と知識が自分にはあったのだ。
SLACKRIL®︎はこの世に存在しなかった発明なのだ。
しかし、それを支えここまで生きながらえて来れたのは、SLACKRAIL®︎で遊んでくれる「子ども達」、「買ってくださったお客様」、「指導に使ってくださる先生・コーチ・販売店のみなさま、製造に関わるみなさま、社員達の優しいお力添えのおかげであり感謝しかないです。
そして、SLACKRAIL®︎を世界中のヒトビトに早く届けたいと心の底から願う原動力は「ジャンプができるようになった」、「歩けた」、「指が自由に動かせたよ」と夢中で何度も挑戦する「覚醒したキセキの子ども達」と出会ってきたから。そんなキセキの世界中の子ども達を一緒に増やしましょう!
6年目のSLACKRAIL®︎にご期待ください
ジリリタ株式会社代表取締役 兼 スラックレールマン 高島勇夫